1957-05-08 第26回国会 参議院 商工委員会 第29号
従いまして、今度は汽車賃も上る、あるいは電車賃も上る、小さく言えば風呂賃から豆腐の値段まで、おそらく七、八月になったら、主食の値段も上る、一千億円減税と言っているけれども、ここで働く労務者諸君はおそらく減税の対象になっている人は一人もおらない。
従いまして、今度は汽車賃も上る、あるいは電車賃も上る、小さく言えば風呂賃から豆腐の値段まで、おそらく七、八月になったら、主食の値段も上る、一千億円減税と言っているけれども、ここで働く労務者諸君はおそらく減税の対象になっている人は一人もおらない。
ところが戦争後に大豆の輸入が思わしくなくなつたときからだんだんその割合が変つて参りまして最近の制限によりましてとうとう十五円の風呂賃に対して十五円の豆腐は、昔百匁あつたものが五十匁になりました。豆腐の代は風呂賃と同じですけれども、分量を半分にいたしましたので値段が倍になりました。
例えば散髪代の九十何円がもう百円を越している、風呂賃の十二円のやつが十四円になつて来る、運賃は明年度一月から又一割上げると言つている。かようにすべてのものが上つているのですよ。もらつたとたんに上るのですよ。だから上つたやつを、上つたとたんに、又一月一日に直ぐにベース改訂をやられればその理窟もわかるのです。あなたの言われている理窟もわかるのです。
このような問題について、更に細かい統計数字がございますが、省きまして、一つ一例を申しまして、昨年度に上つたところの諸物価の問題について考えて見ても、電気料金が八月から三〇%上つて、ガス料金が同じく八月から三三%上つて、米麦の消費者価格が同じく八月から一八彫、風呂賃が十月から二〇%、国鉄の運賃の旅客が十一月から、二五%、貨物が同じく三〇%、郵便料金の平均値上げが十一月から四〇%、電信電話の料金が平均やはり
それからもう一つ宿舎の問題ですが、あの宿舎は、これは確実な数字ではありませんが、朝飯が五十円、夕飯が七十円、風呂賃が毎日入つても入らないでも二十円負担しなければならん。こういう話であります。それで行きますと下宿におるより高くかかる、一万円くらいかかるじやないかという話です。
かようにこの予算の根本であります賃金ベース自体が、この予算が可決されない今日におきましてすでにもう破たんとしておる状態であります、なお物價におきまして、現在の七割程度というようにされておりますが、われわれの聞くところによりますと、今度の物價改訂のうち基本的な物資と申しますか、たとえば電力について言えば二・六倍、塩については二・六五倍、薪が二・三八七倍、また醤油が二・二倍、また風呂賃のごときものが二・
即ち物價の七割にいたしましても、実際に我々が聞いておりますところによりますと、基本的な物價の改訂、基本的な物資について申上げますと、例えば電力が二・六、塩が二・六五、木炭が二・四三倍、薪が二・三八七倍、又風呂賃のごときが二・五倍、醤油が二・五、味噌が二・五倍、かように構想されておるように聞いておるのであります。かような点から考えましても、七割程度の物價の値上りということは言えないのではないか。